|
業界の再編。'99年タイカンとミニジュークが合併。'00年有線ブロードネットワークスと日光堂が業務提携。さらにユーズ・BMB エンタテイメントと社名を改めた日光堂が'02年タイカンと合併、'04年には続いて買収したパイオニア並びにクラリオン系のカラオケ関連会社などを含め、同社関係子会社の統合を図る。
この間、システムの流れは、低価格帯モデルや老人介護&福祉施設向けコンテンツを備えたシステムが登場。また、'02年以降は、ブロードバンド環境の整備に伴い、各社より、生音・動画等大容量データを活用した新しい時代の通信カラオケが発売。また他方カラオケ機器を用いたゲートウェイビジネスが開始され、新たなネットワーク時代のビジネスシーンが提案される。
ハードとソフトを通してカラオケの歴史を眺めてきたが、カラオケは常に時代の最先端技術と密接に結び付いて発展してきたことがわかる。業務用カラオケ市場で技術を熟成、家電商品化された例も枚挙にいとまがない。アナログからデジタルへ、ニューメディアからマルチメディアへと、市場を問わず時代を牽引してきたカラオケ。現在の主役である通信カラオケにおいても、異業種に先駆けて、ネットワークビジネスを具現化。近年では、通信インフラの整備・ブロードバンド化を受けて、地域を超えたリアルタイムのコミュニケーションを現実のものとしている。また、遠くない将来には、通信システム上に様々な業務用コンテンツが共存する日が訪れるであろう。カラオケ…誰もが手軽に楽しめる日本発の文化・娯楽。この産業・ビジネスは今後も時代とともにスタイルを改め、歌う喜びと、新たな可能性を伝えてゆくに違いない。
|